ファラフェルカフェ

ノリッジについて3日目の昼

まだフムスは食べたかったので、ファラエルのお店ムーリッシュで、ババカヌーシュとフムスとファラフェルの入ったラップを食べる。

長女からは、キャンパスや街で会った大学のお友達の話を聞く。それから、留学中髪を自分で染めたら大変なことになったらしく「見てよ!真っ赤よ!アメリカのおばぁちゃんよりも!」と髪を下ろして見せてくれる。留学あるあるですね。

お店の中で、ノリッジのお店やノリッジネイティブ(地元民)が掲載されたオシャレなガイド本があったので、「この本買えますか?」とレジに持ってくと、両腕タトゥーで、目の周りは青色の蜘蛛の巣メイクをしたお兄さんが「それってお金もらっちゃっていいんだっけ?」と言いましたが、お客さんが行列だったので、本の裏に書いてあった金額を急いで出してお店を後にしました。

このガイド本はノリッジにあるお店を全て網羅してるんではないかと思う程、沢山のお店が掲載されています。

前回お話ししたアーケードの中のおもちゃ屋さんも載っていますし、Timさんが子供の時からお客さんが入ってなさそーな古びたお店もビーガンカフェと同じようにオシャレに紹介されています。

日本人夫婦がやっているエド・シーランが食べに来るというShikiという和食の店もありましたし、創業250年のデパートJarroldは、お嬢様のインタビューも有り。

街を活性化しようという意気込みを感じるガイド本です。街に若い人達が多いのは良いことですね。

セインズベリー視覚芸術センター

ノリッジ(イギリス)に着いて3日目の朝。

朝起きてCafe Neroでアプリコットのクロワッサンとカフェラテを買って、長女の学生寮へ行く。片付いていることを祈りながら部屋に行くと、部屋にもキッチンにも私物はまだまだ一杯!

長女から「片付けてる間に、セインズベリーでピカソ展やってるから見に行ってくれば?」と言われ、キャンパス内を15分かけて炎天下の中を歩き、セインズベリー視覚芸術センターへ行く。イギリスは天気が悪い国だと言われますが、こちらに来て毎日快晴!28度(6月16日)越えでとても暑いです。

この建物はMarvel映画のアベンジャーズのロケ地だったそうで、中にはセインズベリー日本藝術研究所??もあり、縄文土器とか鎌倉時代の仏像が沢山あります。

地下のピカソ展へ行く。大学の中の小さなコーナーに展示があるのかと思ったら、しっかりした展示があり充分楽しめました。

テラスや館内にはカフェがあり、地元民が仕事をしたり、大きな犬?連れでお茶をしていました。ワンちゃん達は、ここでもリードを付けてなくて、羨ましい環境です。

その後、キャンパス探検へ!Bar(写真5枚目)もありました。イギリスの大学ではバーがあるのは普通なんですね。イギリスでは、16歳から飲めて、大学の間にお酒を鍛えておくらしいのですが、アメリカ人の留学生達は、イギリス人の学生は毎晩ずーっと飲んでいて気持ち悪い!と言っていたそうです。

キャンパス内には、カフェテリアがあちこちに。生協には、学生が寮で自炊できるように、野菜や肉も調味料ありましたが、なんといってもお酒の種類(特にビール?!)が一番多かったです!大学のキャラクターのテティベア、スエット上下、マグカップなどのお土産も売っています。

Walkersのセンセーションシリーズ(このシリーズ好きです!TimさんはSalt&Vinegar派)のタイスウィートチリ味のポテトチップスと、Colmanのミントソースを買って生協は後にしました。Colmanのマスタードは日本のスーパーでも売っていますが、ノリッジの名産です。

探検が終わって部屋に戻ると長女の部屋はキレイになっていました!かなりお世話になったフランス人のお掃除のおじさんに渡すプレゼントのクッキー以外は、部屋の中は空っぽ。

リサイクル出来るものは赤十字の赤い大きな箱へ、残りはゴミ箱に捨てて、片付けやっと終了!

イーストアングリア大学

ノリッジ(イギリス)について2日目の夕方。

長女に片付け手伝うよ!と言って、長女の留学先のイーストアングリア大学(UEA・ノリッジの国立大学)に行く。

敷地は恐ろしく広く、東京ドーム28個分との事。大学内は、自転車や電動スクーターでも移動出来るようです。

黄色の塔の学生寮の2階の長女の部屋へ行くと、片付け真っ最中で、見てはいけなかった最悪の汚部屋。テストが昨日終了して、これから片付けるところ…との事。

まずは、腹ごしらえと近くのウェイトローズ(お高めの紀伊國屋みたいなスーパー)に行く。15分位、池や川のある大学内の散歩道を歩いていく。地元民が犬を放し飼いで大学内を散歩していて羨ましい光景。

ノーベル賞作家のカズオイジグロさんがUEAの大学院卒らしい。彼もこの道を歩いてポニーやロバを見たのだろうか?夕陽(午後9時だけど)が映る池は、何となくカズオイジグロの世界っぽい。

学生寮のキッチンに入り、スーパーで買ったビーフストロガノフや野菜と豆が入ったチキンスープを食べる。スーパーのものとは思えない程美味しい。

私は留学した経験(親に散々止められました)は無かったので、海外の大学も学生寮も初めて。キッチンは共有ですが、割と広く、隣の部屋の静かなイギリス人男子は、ベジタリアンなのか野菜中心のご飯を静かに作っていました。

スープを飲み終えて、ボンヌママンのチョコレートムースを食べたら体が停止!寝むりこけてしまいました!だって昨日は自宅からノリッジまで31時間の移動に、今日は3万歩も歩いたんですから。起きたら夜11時。

長女に、この部屋片付けないと明日ロンドン行けないよ!と言って、結局、片付けは全く手伝わずホテルへ戻りました。

No. 33 Cafe

ノリッジ(イギリス)に着いて2日目のお昼。

何食べたい?と長女に聞かれて、フムスが食べたいかなと言ったら、ファラエルの店はお休みだったので、地元女子に人気のカフェに連れて来てもらいました。

女子がブランチで集まるお店のようで、アメリカンスタイルのパンケーキとかシャクシュカとか食べている人が多かったです。見渡す限り女子!

ノリッジ大聖堂

長女から「法律の授業のテストが終わった!テスト終了!」と連絡があり、6ヶ月の留学を終えて寮の部屋を空ける為に、これから片付けるというので、朝早くから一人でノリッジ散策をしました。

ノリッジは、中世から産業革命まではロンドンに次ぐ第2の大都市だったそうです。産業革命以降は、経済的に他の都市に負けてしまい、都市開発が行われなかったので、今でも中世の街並みや石畳が保存されています。街を歩けば、いろいろな宗派の教会や大聖堂が目の前に現れます。京都とか鎌倉のよう。ローマ人がイギリスにいたことの名残で、壁も街のあちこちに残ります。ノリッジ大聖堂の入り口にもローマンウォールが残っていました。

まずはティムさんが、小さい頃遊び場にしていたという1096年に着工され50年かけて作られたというノリッジ大聖堂へ。荘厳な大聖堂、美しい回廊、素敵なハーブガーデン。入場は無料です。
街の中、どこを歩いても大聖堂の尖塔とノリッジ城が見えます。

特に夕暮れ(夜9時30分以降ですが)の時間は尖塔がピンクになりとてもキレイでした。夜はライトアップされます。

翌日にエルトン・ジョンのコンサートがあるようで、街中に私のように地図を持った中年女性が一杯!道を聞かれる度に、私が地図を見せると「あなたもわからないのねぇー」と、お互い苦笑い。ロンドンと違って、ノリッジはほとんど白人しかいません。アジア人は見かけない場所なのに、何故私に道を聞くかねぇーと思いながら歩いてました。

エルトン・ジョンのコンサートで、今回ホテル予約が大変でした!翌日にはElton Johnと書かれた黒いトートバックを持つ中年女性が街に沢山いて、タクシーは捕まらないし!Sir Elton Johnの経済効果すごかったです。

ノリッジに到着しました!

ノリッジにやっと到着。家からホテルまでドバイ経由で31時間。
成田空港に行く直通バスや電車も、イギリスに行くフライトもまだ便数が少なく長くかかりました!

地元で人気のパブに連れていってもらい、まずはフィッシュ&チップスとバンガーズ&マッシュで長女と再会の乾杯!
暗くなるのが夜10時頃なので、パブと言っても外のテラスで皆飲んでます!女性グループが多いお店でした。

実はイギリスは初めて来ます。ティムさんはノリッジ出身ですが、その後アメリカに移ったので、クリスマスの家族や親戚の集まりも、毎回ロサンジェルスでイギリスに来たことがありません。

なのに、到着した時から思ったのですが、何故か違和感がない。何なんでしょう?この感覚。長女次女にも聞いたところ、二人共口を揃えて、「ロサンジェルスに行く方が、外国に来たー!と毎回思うよ!」と言っていました。イギリスの方が日本のように緑が多い事、イギリス人とロサンジェルスの人の違いでしょうか?

夕食の後は、簡単にノリッジ案内をしてもらいました。ノリッジは中世の頃から産業革命までは、ロンドンの次に大都市であったこと。その為にどこよりも教会が多いこと。イギリスの中では一番安全な場所と言われていること。シティセンター(街の中心部)は、石畳の道にお店が連なっていますが、全て歩いてショッピングも観光も出来るので、留学生や観光客には便利な場所なので、イギリス人の旅行者も多いとの事。

ティムさんからずっーと聞いていたノリッジは、中世の時から街並みの変わらない何もない田舎町だと思っていましたので、お店の多さにびっくり。早速明日から街に出て散策をしてみたいと思いました。