Tim先生のひとこと英会話 “Barking up the wrong tree “

“Barking up the wrong tree “とは、間違った木に向かって吠えるという意味で、「見当違いだよ!」「お門違いだよ!」という時に使います。

“Barking up the wrong tree “の語源
犬が猫を追いかけて木に追い上げてしまい、どの木に登ったかわからなくなり、見当違いの木に向かって犬が吠える様子から言われています。

If you think I stole your watch, you’re barking up the wrong tree.”
「僕が君の時計を盗んだと思っているのなら、お門違いだよ!」
誰かに理由もなく責められてしまうようなことがあったら使ってみましょう!そんなことがないといいですが…

Tim先生のひとこと英会話 “Cost an arm and a leg “

“Cost an arm and a leg “とは、大金がかかったことを言います。「すごーく高かったよ!」という時に使います。

“Cost an arm and a leg “の語源
昔は、盗みや強盗の刑罰は手や足を切られることだった為。サウジアラビアでは窃盗は手首の切断という法律がまだあるそうです。

“Cost an arm and a leg “の使い方
・I really want to go to Maldives, but It’s going to cost an arm and a leg.モルディブにすごく行ってみたいけど、ものすごく高い!
・My dream is to buy a brand new Mercedes, but It’s going to cost an arm and a leg.僕の夢はベンツの新車を買うことだけど、ものすごく高い!

Tim先生のひとこと英会話 “Storm in the tea cup”

“Storm in the tea cup”とは、「何でもないことで大騒ぎする」というイギリスのイディオムです。
例)My husband was complaining that his stomach was bothering him he thought he was dying of cancer. He went to the hospital and the doctor told him it was only gas just another storm in a tea cup.
私の夫は、「胃がおかしいからガンで死ぬかもしれない!」と言い出した。病院に行った所、「おならが溜まっているだけだ。」と医者に言われ、夫のいつもの大騒ぎだった。

小さなことにすぐ怒り、大きな問題にしてしまうドラマクイーンのような人に対して使われます。

Tim先生のひとこと英会話 ? “Chase rainbows”

“Chase rainbows”とは「(虹をつかむような)叶わない夢を追う」という意味です。あまり良い意味で使われることはなく「夢物語ばかり言っていないで現実を見たら?」という時に良く使われる表現です。

例)Tom’s dream is to be a pop star. But he has terrible singing voice. He is always chasing rainbows.
トムの夢はアイドルになることだが、声がとても悪い。トムはいつも夢ばかり追いかけている。

Tim先生のひとこと英会話 “Under the weather”

“Under the weather”とは、何となく気分が悪い時、具合が悪い時に使います。
良く使われる表現ですので覚えてみて下さいね。

例)I feel under the weather. Because I was caught in the rain yesterday.
今日は何だか調子が良くないの。昨日雨に濡れたから。

深刻な病気ではないけど元気がない時に「調子はどう?」と聞かれたら、”Under the weather”を使ってみて下さいね!

Tim先生のひとこと英会話 Raining cats and dogs

今回と次回は天気に関係するイディオムをご紹介します。
“It’s raining cats and dogs.”とは、土砂降りの雨が降っていることをいいます。

Raining cats and dogsの語源:
14世紀にペストが流行した際に、人間だけでなく沢山の犬や猫も感染しました。衛生状態が良くなかったその当時は、街の通りには犬や猫の死骸があふれ、大雨が降った時に死骸で水が溢れ始めたそうです。その様子を見た人々が、「まるで猫と犬が屋根から降ってきたようだ!」と言ったことからこのイディオムは始まったそうです。

語源は悲しいお話しですが、次回、大雨が降った時には是非使ってみて下さいね。

Tim先生のひとこと英会話「すっごく楽しみ!」

「すっごく楽しみ!」という時に使うイディオムをご紹介します。
文章の最後に「お会いするのを楽しみにしています!」と書く時に、ついつい「I’m looking forward to seeing(meeting) you.」を使っていませんか?お友達に書く時は「I’m so excited to see you!」も使ってみて下さいね!その方がワクワク感が伝わると思います。

excitedの使い方その1
「excited + about + 名詞」ワクワクしていて楽しみな事がある時
I am excited about my trip to England
イギリス旅行を楽しみにしています。
Jack is excited about his new job.
ジャックは新しい仕事を楽しみにしている。
Is Joe excited about the wedding?
ジョーは結婚式を楽しみにしてるの?

excitedの使い方その2
「excited + to +動詞」ワクワクしていて楽しみな活動をする時
I am excited to visit Brazil.
ブラジルを訪れることを楽しみにしている。
Jack is excited to start his new job.
ジャックは新しい仕事を始めることを楽しみにしている。
Is Joe excited to be getting married?
ジョーは結婚するのを楽しみにしてるの?

excitedの使い方その3
「excited + for + someone」素晴らしいニュースを聞いて一緒に喜びたい時
I am excited for Jenny. I just heard she is getting married.
ジェニーのことを心から嬉しく思うわ。結婚するって今聞いたのよ!
Jack told me he got a great new job. I’m so excited for him.
ジャックから新しい仕事を見つけたと聞いたよ。(仕事が見つかって)すごく嬉しいよ。
Everyone is excited for Jane and Chris. They’re having a baby!
全員がジェーンとクリスのニュースに喜んでます。子供が出来たんですって!

Tim先生のひとこと英会話 「ごますり」

今日覚えてもらいたいイディオムは、“Butter someone up”です。
誰かにバターを塗る?何だろう??と思うかもしれませんが、「ごますり」と言う意味です。

「ごますり」の使い方:
Mariko was buttering up father by complimenting him on how young he looked in his new suit. Her plan was to ask him for 10,000 yen to go shopping!
「真理子は、スーツ姿の父親がどんなに若く見えるかごまをすり、買い物に行く1万円をゲットするつもりだった!」

「ごますり」の由来:
昔、インドのお寺では、神様に願い事をかなえてもらう為に、仏像に向かってバターを投げていたそうです。それを見たイギリス人が「何の儀式をしているのか?」と聞いたところ、インド人が“We are buttering up the gods.”と英語で答えたのが始まりだそうです。