クランペットとトリークル

「成城◯◯でクランペットを見つけちゃったよ!」と、Timさんが上機嫌で帰って来ました。
いそいそとクランペットを焼くと、娘達がイギリスで買ってきたトリークル(イギリスのシロップ)をかけて、本人はミルクティーを飲みながら、さぁ食べろ!食べろ!とすすめてきます。

グルテンフリーに糖質OFFにデイリーフリー生活になるんじゃなかったっけ?と聞いたら「今日はCheat day。だってクランペットにトリークルは40年ぶりなんだから!」
昨日もアップルパイにアイスクリームの山盛りを頬張るのを見ましたけどね。かなりSweet toothなんです。

クランペットに熱い思いがあるのは、どうもTimさんだけではないようで、バッキングガム宮殿のシェフの料理本を開けると、
「クランペットは、みんなの郷愁をさそう特別な食べ物です。雨の日の午後に暖炉で焼いた幼い頃の思い出や、あの表面の無数の穴にじゅわっとしみ込むバター。それらを想起するだけでも、手間をかけて自分で作る意味があるでしょう。」と書かれてあります。
ドロップスコーンはパンケーキで、クランペットはワッフルなのかな?と思いますが、イギリス人に聞くと「絶対に違う!」と言われそうです。私にはピンとこないお味ですが、秋が深まってお茶が恋しくなったら、スーパーで売ってますのでティータイムにどうぞ。

ポスターは、Timさんの故郷ノリッジの人が誇る黄色の瓶のコールマンマスタードです。我が家のマスタードはもちろんコールマンです。